MST誕生秘話

「MST」は、こうして生まれた!

「さする」ことを探求する中で「ゆらす」ことの効果がわかってきた

「MST」考案者「ヒーリングハンズ」代表タカマサ

 いまから25年ほど前。私はプロボウラーを目指して、日夜練習に励んでおりました。しかし、あまりに熱心に練習をしたため、膝や腰を痛めてしまいました。

 止む無く選手への夢はあきらめることになりましたが、痛めた膝や腰は思うように回復しません。仕方なく、痛む膝や腰、お尻などを何となく自分で触っているうちに、どの部分に痛みを感じるのかがピンポイントでわかるようになってきました。

 そんな折、縁あって、ある東洋整体の先生に弟子入りしました。その先生の施術は最終的に骨をポキポキ言わせる整体だったのですが、当時はこれが楽しくて、骨を鳴らすことにこだわっていました。

 しかし、ポキポキが苦手な方の場合には、施術を受けるとき瞬間的に身体の内部に力が入ってしまうため、骨を鳴らす際に神経を痛めてしまう恐れがあり、この方法では1週間以上痛みの続く例もあるということを知りました。

 実際に「痛みが少なく、リスクも少なく、効果は高い」という施術は本当に少ないようで、有名で、施術料も高額な大先生のサロンへ行くしか方法はないのかと思い悩む日が続きました。

 そんなとき、「MST」の前身とも言える施術と出会います。それは「さする」という珍しい施術法でした。この手技にはこれまでにない効果を感じることができ、グイグイ押し込む施術では感じられない効果が出ることも分かってきました。

 でも「さする」だけでは、施術中のお客様の満足感がどうしても少なく、求めに応じて力を強めたり、ときには指圧を混ぜ合わせたりと、いろいろな試行錯誤を繰り返しました。

 そうこうするうちに、ある日「ゆらす」という技法にたどりついたのです。試してみると、それまでは「なんかもの足りない」と言われていたお客さまも満足して帰られるケースが多くなっていったのです。それからは、この施術法をなんとか一つのメソッドとして体系化できないものか、と考えるようになりました。

 「これを一つの施術のコースにすれば、お客さまにも必ず喜んでいただける」

そんな思いを胸に組み立てていくこと数年。ようやくコースとしてまとまったものができたのは、2017(平成29)年の暮れを迎える頃でした。

 東洋整体の先生に弟子入りしてから、ほぼ15年の歳月が流れていました。

 こうして生まれた「ヒーリングハンズ」独自の施術法である筋肉を揺らす「MST」。皆さんもぜひ一度体感してみてください。